読書感想文は書きにくい

どうして子供たちの夏休みの宿題って読書感想文が最後に残るんでしょう? 8月になってから出会った小中高校生に尋ねるとほぼ100%残ってます。

やりづらさその1「書かなくちゃならない長さが長い」

原稿用紙3枚とかですよね。普段そんな長いものって、何度も先生とのやり取りがあって初めて書ける長さです。一人で家でって無理。

やりづらさその2「原稿用紙に書き始めると書き直しが難しい」

パソコンで文章の校正が簡単になってから大人はすっかり忘れていますが、手書きですと途中の直しってホント大変です。「この部分をここに持って来たい」「この文章をここに入れたい」と思ったら全部書き直し。つらいです。でも下書きも手が疲れるから嫌なんです。パソコン使える子たちにはパソコンで書かせて、文字数確認して、最後手書きで用紙に清書と言うのも楽な方法です。

やりづらさその3「そもそも読書がきらい」

これはもっとツラいですね。長い話を読ませたいと言うのが先生たちの意向なので、マンガはダメあれはダメこれはダメと注意書きされてる場合が多いです。

注意書きに触れていないなら私は中高生には人生相談の本を読むことを勧めます。若き哲学者・國分功一郎氏の「哲学の先生と人生の話をしよう」は哲学で人生相談できるのだと言う非常に新しい感触が素敵です。哲学って、こんな事まで答えられるのかー、とか、人生色々あるんだなー、とか、この質問が気になった、とか、そんな発見が子ども側にあれば、気持ちが動いて書きやすいですよ。全部読まなくても構わない訳ですし。

小説が読める子でしたら伊坂幸太郎氏の「陽気なギャング」シリーズや「オー、ファーザー!」、海堂尊氏の「夢見る黄金地球儀」あたりがライトノベルにはカウントされず、けれどそうとう読みやすいと言う点でオススメです。痛快ギャング小説(但しいい人たち)と言う辺りが親からお勧めしても安心。

 

子供たち、おかあさんたち。がんばって!!