「小児慢性疲労症候群」について

●今後の解明が待たれる小児慢性疲労症候群(CCFS)

 理化学研究所(理研)が、小児慢性疲労症候群(CCFS)の患児の脳では、2つ以上のことを同時に進行するときに前頭葉が過剰に活性化し、非効率な脳活動状態となっていることを明らかにした研究が、9月10日付けのオンライン科学誌「Neuroimage: Clinical」に掲載された。

 CCFSは不登校の大きな要因とも言われるがその原因がはっきりしていない。30日以上疲労が続いたり、集中力障害、頭痛、腹痛、咽頭痛、複数の関節痛、睡眠異常、倦怠感、微熱、吐き気、めまいのなど複数の症状があると小児慢性疲労症候群と考えられる。

 これまでは疲労による脳の活動の低下によるものとの見方があったが、研究グループによると、CCFS患児は脳の機能低下を補うために、むしろ脳を過剰活動させていると考えている。今後は、健常児の疲労およびCCFSにおける慢性疲労により引き起こされる前頭葉の過活動が疲労回復または治療により低減するかどうか研究を続けていくとしている。今回の研究により、疲労を緩和する治療法の開発の可能性も出てきた。                                               from HealthPress

トマティスセンター、こういう子も来ています。日々ぐったりヘトヘトの子たち、人間関係か、発達の問題か、と思いがちですが、脳がくたびれている場合もあるのですね。だから「おんがくきくとスッキリする」と言ってくれるのかもしれません。